研究と製薬会社で培ったキャリア大学卒業後は助手・助教授として感染免疫学を研究し、その後は製薬会社の研究開発部門で部長を務めました。薬の製剤や感染症に関する研究を続け、退職後も11年間ほど顧問として環境衛生分野に携わりました。病院や大学で薬の効果や使い方を説明する機会もあり、基礎研究から応用、教育まで幅広く薬に関わり続けてきました。こうした経験は、今も自分の大きな土台になっています。薬局勤務への転身と在宅業務との出会い研究畑を離れた後、縁あって薬局でパート薬剤師として勤務を始めました。調剤やピッキングなど基礎的な業務から学び、後半には在宅訪問も少しずつ経験。やがておとどけ薬局に加わることになり、訪問業務を本格的に担うようになりました。長く研究に携わってきた人生から一転し、現場で患者さんと向き合う新しい挑戦が始まったのです。不安を支えた知識と在宅で感じた責任薬剤師としての現場経験は浅く、不安やプレッシャーを感じる場面も多くありました。ただ、これまで積み重ねてきた製薬や感染症の知識が強みとなり、患者さんに薬の必要性を分かりやすく説明することができました。背景にある知識を活かせることは、患者さんやご家族に安心を届ける大きな力になったと感じています。在宅訪問では患者さん本人に薬を届け、「この薬が必要です」と直接伝えられる場面があります。研究や企業での仕事は間接的でしたが、目の前の患者さんと向き合うことで、薬剤師としての責任とやりがいを強く実感しました。おとどけ薬局で広がる学びの環境おとどけ薬局の魅力は、扱える薬の幅が広いことです。麻薬や注射薬といった一般的な薬局では触れにくい薬にも携わることができ、経験を重ねるほど知識が広がります。また、1〜2年の長期的な研修制度が整っており、焦らず段階的にスキルを高められる環境があります。挑戦を後押ししてくれる職場だと実感しています。新しい挑戦を考える方へのメッセージ薬剤師として働く上で、いきなり完璧にこなせる人はいません。大切なのは、時間をかけて力をつけられる環境に身を置くことです。おとどけ薬局には、その道のりを支えてくれる仲間と仕組みがあります。経験が浅い方や異業種から転身された方でも、ここなら薬剤師として自信を持って働けるようになるはずです。